リハビリテーション課紹介

上町いまきいれ病院リハビリテーション課の基本方針

  1. 退院後の生活を想定したリハビリテーションの提供
  2. 患者と一緒に組み立てるリハビリテーションプログラム
  3. 適切な評価に基づき、最適で安全なリハビリテーションの提供
  4. より効果的なリハビリテーションを提供できるように、自己研鑽に励み、知識と技術の向上に努める

上町いまきいれ病院リハビリテーション課スタッフ (令和6年度)

理学療法士:19名
作業療法士:13名
言語聴覚士:5名
マッサージ師:2名

施設基準

  1. 運動器リハビリテーション料(I)
  2. 脳血管リハビリテーション料(I)
  3. 呼吸器リハビリテーション料(I)
  4. 廃用症候群リハビリテーション料(I)

上町いまきいれ病院 リハビリテーション課の特徴

個々に合わせたリハビリテーション

一人暮らしの患者さんには、身の回り動作および家事動作の訓練を、要介護の患者さんには、介助量の軽減と家族指導を、仕事復帰を目指す患者さんには、職業訓練を行うなど退院後の価値観を考慮したリハビリテーションを提供します。

家屋調査

自宅復帰するにあたり、環境調整が必要な場合には看護師、ケースワーカー、療法士で自宅を訪問します。ケアマネージャーや福祉用具専門員等の介護系職員と連携を図り、退院後も安心した生活が送れるように支援します。

担当制

一人の患者さんに対して、その患者さんが退院するまで、同じ療法士が担当します。継続して担当することで、症状の変化や状況を理解しやすいといったメリットがあります。また、信頼関係も築きやすく安心してリハビリテーションを受けることができます。

365日リハビリテーション提供

休日による機能低下を防ぐため、休みのないリハビリテーションを提供します。

安全の配慮

定期的にリハビリ物品の点検を行い、安心・安全なリハビリテーションを提供します。感染流行時期は、感染拡大を防ぐため、標準予防策を徹底してリハビリテーションを行っています。

リハビリテーション室

当院地下1階にあるメインとなるリハビリテーション室と各階にも病棟リハビリテーション室を設けています。充実した運動空間スペースでリハビリテーションを行います。また、訓練で必要な物品を取り揃えており、より効果的なリハビリテーションを実現しています。

理学療法

病気やけがなどによって運動機能が低下した状態にある患者さんに対して、運動や物理的手段(温熱、電器、光線)を用いて運動機能の回復を促します。食事やトイレなどの身の回りの動作から獲得し、最終的には障害があっても、住み慣れた自宅で生活が送れることを目標としたリハビリテーションです。

作業療法

作業を通して生活行為に活かせる身体機能の回復を促します。自助具や福祉用具を駆使し、取り巻く環境を調整することで作業遂行を充実させます。また、認知・行為、心理的側面を包括的に捉え、その人らしい作業の実現を援助するリハビリテーションです。

言語聴覚療法

安心で安全な口からの食事を目指し、その人らしい食のあり方を提案します。また、話す・考える・覚える・集中する機能の改善を図り、生活の再構築と社会参加を促すリハビリテーションです。